日本人卵子ドナーの増加
最近、日本人の卵子ドナー志願者が増加してきています。
特に、サンフランシスコ等の都市部での増加が目立っていますので、こちらサンフランシスコ生殖医療センターで治療を受けられるご夫婦にとっては大きな朗報となっています。
このような最近の増加傾向は、どうしてなのでしょうか?
日本では、何らかのはっきりした目的がなければ、未婚の女性、あるいは20代の女性が婦人科へ定期検診に出向く、といった状況には、まだまだなっていません。
また、「不妊治療」という話題について、オープンに語るような社会環境ではないため、未婚の女性、あるいは20代の女性にとっては、「どうして卵子ドナーが必要か」という情報を含む婦人科系の話題には非常に縁遠いものであったようです。
しかし、昨今、日本での生殖医療の法整備等にまつわる話題がメディアで取り上げられたり、有名タレントさんの米国における代理出産などの話題が報道されたりなどで、一般的に不妊治療の話題が広く語られるようになってきました。
このように、「生殖医療」の話題が身近なものとなってきたため、同じ女性として関心を持つ女性が増えてきました。そして、そのような話題に触れてみると、「実は友人のお姉さんもなかなか子供ができなくて苦労していたことがわかった」とか、「自分の友達で卵巣の手術をしなければいけない人がいた。」など、「婦人科疾患」や「生殖医療」の話題となっていた事柄は、自分とはかけ離れたものではなく、身近で実際に起こっているものだという意識が高まってきたようです。
そのような話題を耳にする女性が増えると、「では、一体自分はだいじょうぶなんだろうか。」「自分がだいじょうぶだったら役に立てることはないのだろうか?」という考えに発展する女性もおのずと増えてきます。
卵子提供プログラムに参加するために渡米される日本人ご夫婦にとっての大きな心配事のひとつは、「良いドナーさんとめぐり合えるだろうか?」ということです。また、「自分の卵子がつかえないなら、せめて日本人のドナーさんであれば・・・」と考える方も多くなっています。そんな中で、日本人ドナーさんの数が増えているのは、本当に喜ばしいことです。
弊社プログラムでは、日本人ドナーさんの登録を中心に行う登録機関と特別提携しており、弊社プログラムを通して卵子提供プログラムに進まれる日本人ご夫婦には、優先的に日本人ドナーさんをご紹介することが可能になっております。
また、他の多くのカリフォルニア州の登録機関とも提携をしておりますので、更に多くのドナーさんの情報にアクセスがあります。つまり、こちら現地のご夫婦がドナーさんを探すよりもずっと効率的にドナーさんを探すことが、日本にいながらにして可能になる、ということになります。
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