最新情報2008.09IFCニュース

不妊治療=渡米は一度で済ませたいご主人に朗報:IFC患者様には精子凍結技術料及び一年間の精子保存料は『無料』に

アメリカで不妊治療は受けたいけれど、仕事を休むことができない、という悩みを持つご夫婦はとっても多いものです。せめてご主人だけでも一回の渡米で済ませたい、そう考えるご夫婦は少なくありません。

ご主人の渡米を一回で済ませるために必要なのは、初回渡米の際に凍結用の精子を提出していただくこと(自己卵子による体外受精治療、着床前遺伝子診断〈男女産み分けを含む〉、卵子提供による体外受精プログラムなどが該当します)。

初回渡米の際に提出していただく精子については、全部を一旦凍結後、そのうちほんの少量をテスト解凍し、その数値が、少なくとも顕微授精を行なうために充分な数値であれば、ご主人の渡米はその初回一回だけでOKなのです。(98%ほどの方の場合、顕微授精でOKの結果が出ています。)

大切な大切な体外受精サイクルなのですから、このようにわざわざ凍結した精子を少しだけテスト解凍して数値がだいじょうぶかどうか予め確認しておく、というのも日本からわざわざいらしてくださる患者様の「安心」を少しでも増やすために、私達IFC-PFCのプログラムで何年も前から行なっている特別な配慮です。

そして、しかも、IFCを通しておいでになる患者様に対しては、(1)精子の凍結技術料、(2)テスト解凍・数値確認手数料、(3)精子が凍結保存された日から一年間の精子凍結保存継続手数料、と、これら三つのすべてをパシフィック生殖医療センターが『無料』としてくれています!これは少なくとも800ドルにも及ぶ無料奉仕ですから、とっても嬉しいですね!

中には、「念のため」に、精子を二回分提出していかれる方もおいでですが、通常別途提出となると、別に凍結技術料が発生するところを、IFCの患者様については、その二度目の精子凍結技術料も無料で受けてもらえます。

一回だけの渡米で済ませたいという日本からお越しになるご夫婦にとって、予め精子のテスト解凍を行なうという安心を得ていただき、しかもその部分が無料、というのは大きな朗報ですね。

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