着床前遺伝子診断(PGD)を試みることができる遺伝病リスト更新
着床前遺伝子診断(PGD)を行い特定の遺伝病のない受精卵を選別するという治療プログラムを、米国では一般の患者様が望んだときにすぐ受けることができるようになっています。国の審査委員会などを通す必要のない、「普通の選択肢」となっています。
日本在住のご夫妻でも、着床前遺伝子診断を受けることを希望される場合、弊社IFCのプログラムを通して、世界的に有名なパシフィック医療センター(PFC)の専門医と遺伝カウンセラーの指導のもと、この治療プログラムにご参加いただけます。
着床前遺伝子診断(PGD)では、心身共に大変なダメージを受ける習慣性流産の原因となるような、転座等の染色体異常のある受精卵を選別することが可能です。別のタイプの着床前遺伝子診断では、単一遺伝子異常により引き起こされる特定の遺伝病について診断を行なうことができます。
米国では、そのような遺伝病を持っている人々に対して差別をするために着床前診断が行なわれているのではなく、もともと遺伝子異常や染色体異常のある受精卵は流産率が高いなど、女性の心身にとって極めて辛いダメージを引き起こす状況を避ける、という目的が重視されています。
弊社IFC提携のパシフィック医療センター(PFC)では、2004年より本格的に着床前遺伝子診断(PGD)を取り入れた生殖医療に取り組んでおり、年間平均50組ほどの患者様のケースを受け入れています。
着床前遺伝子診断を試みることが可能である遺伝病の名前のリストを更新しましたので、こちらのページをご参照ください:
>着床前遺伝子診断(PGD)を試みることができる遺伝病リスト
このリストに含まれている遺伝病について、ご自身あるいは配偶者の方が発症されておられたり保因者であることが分かっていらっしゃる場合で、今後お子さんを授かりたいと考えておいでのご夫婦は、どうぞ弊社IFCへお問い合わせください。生殖医療の医師と、遺伝カウンセラーと
共に、お二人のケースについての着床前遺伝子診断の可能性をご相談させていただきます。
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