最新情報2011.01IFCニュース

野田聖子議員、ご出産おめでとうございます

2011年1月6日、野田聖子議員が、無事帝王切開にてご長男を出産されたとのこと、新しいいのちの誕生に、心よりお祝いを申し上げます。

野田議員のブログでのメッセージによりますと、母体側の肝機能低下により、一ヶ月早いご出産になったとのこと。長年の念願かなってママとなられた野田議員の今後の順調なご回復と、現在NICUに入院中というご子息が、一日も早く退院できるようになりますことを心よりお祈りいたしております。

野田議員が卵子提供を受けて妊娠されたことを公表されたことで、『卵子提供プログラム』というものが、日本国内で改めて注目を集めました。そのため、この卵子提供プログラムというのは、なんだかとても新しいことのように受け止めていらっしゃる方が多くおられるのも当然だと思います。

しかし、現実には、アメリカでは20数年前から『一般のご夫婦が自由に受けられる不妊治療の選択肢』として市民権を得ており、現在では米国の体外受精総サイクル数(新鮮・凍結の総合)のおよそ12%近くが、卵子提供によるサイクルとなっているのです。それだけ、米国では「普通の選択肢」として社会的にも医療的にも受け入れられている、と言えると思います。

そのような中で、弊社IFCは、世界最高峰とも言われる医師団と受精卵ラボラトリーを誇る、パシフィック生殖医療センターと共に、卵子提供プログラムを中心に、日本人ご夫婦のお手伝いを開始してから今年で17年目となります。

つまり、米国での卵子提供プログラムの『幼少期』から、その成長を見守ってきたことになります。体外受精クリニック、熟練の胚培養士(エンブリオロジスト)、全米ネットのドナー登録機関各社、心理カウンセラー、遺伝カウンセラー、弁護士、などなど、すべてこの卵子提供プログラムの歴史の初期の頃から米国で技術や経験、ノウハウを積み重ねてきた専門家とのコラボレーションに恵まれ、歩んで参りました17年です。

弊社IFC卵子提供プログラムでは、患者様個々のおからだのことやご希望を心配事項を把握し、それぞれのご夫婦の個人的状況に最適な治療手段を詳細検討することで、お二人の治療結果を成功に導けるように全力を尽くします。:

  • 過去の治療における疑問点や、患者様ご本人が持っていらっしゃる心配事項をひとつひとつご相談し、解決法を担当医やカウンセラー・コーディネーターがご一緒に考えます。
  • 20~30代の方、40代の方、すでに50代に入られた方など、それぞれの年代の方について、担当医が適切な治療方針を打ち出します。
  • 個々の患者様の今現在の子宮の状態や健康状態の中で、どうしたら安全な妊娠へつながるかを担当医が検討し、指導します。
  • 各種選択肢の方向性や、過去の類似したケースの成功例など、長年積み重ねてきた豊富なデータベースの中から最適な選択肢を探し、ご一緒に考えます。

野田議員のご出産に勇気付けられ、これから卵子提供プログラムをご検討されるご夫婦も多いことでしょう。これから卵子提供プログラムに参加されるご夫婦には、私共が過去17年の間に学ばせていただいた、成功につながった治療法の豊富なデータをもとに、一日でも早く安全に、お子さんを授かる、という夢を現実にしていただけるよう、是非私共IFCでお手伝いさせていただければ幸いでございます。

関連情報