最新情報2013.03着床前診断

着床前診断 遺伝カウンセラー、ローリー・ブラック先生ご紹介

ローリー・ブラック理学修士
認定遺伝カウンセラーLauri Black, MS
Licensed Certified Genetic Counselor

弊社IFCプログラムご参加の患者様が着床前診断(単一遺伝子遺伝病、あるいは全染色体診断や男女産み分け)をお受けになる際、生殖医療専門遺伝カウンセラーは、ローリー・ブラック先生がケース担当をしてくださいます。
先生は、着床前遺伝子診断という先端医療の現場で、1998年から活躍してきた、生殖医療分野で今日でもまだ数少ない専門カウンセラーであり、IFCでは、そんなブラック先生にご指導いただいていることをこの上ない幸運だと感じております。

着床前診断は、日本ではあたかも今始まったかのように報道されておりましたが、ブラック先生はすでに15年のキャリアをお持ちです。
つまり先生は、最先端技術が一般化される前から現場で患者様の指導に当たってこられたわけです。

ブラック先生は、世界の大学ランキングでも常にトップ10にランキングされているリフォルニア大学バークレー校で修士号を取得され、1999年にはAmerican Board of Genetic Counslingの認定遺伝カウンセラーの資格を得られました。
その後先生は、先端医療で世界に名前の知られる、カリフォルニア大学サンフランシスコ校大学病院を経て、カリフォルニア・パシフィック・メディカルセンター(妊娠初期の胎児ケアで有名な総合病院)でキャリアを積まれた後、2010年に独立され、Pacific Reproductive Genetic Counselingを設立されました。

先生は、男性・女性要因の不妊のための遺伝カウンセリング、着床前遺伝子診断・出生前診断のカウンセリングなど、生殖医療全般における遺伝カウンセリングにおいて実績があり、先生のように10年以上のキャリアを持つ遺伝カウンセラーは、世界でもまだ大変数が少ないのです。(先生が遺伝カウンセラーの資格を取得された当時は、生殖医療専門遺伝カウンセラーの数は、全米でも10人に満たなかったという、貴重な存在です。)

ブラック先生は、学会でも多くの講演をこなされておられる、この分野で名前の知られた、実績のある先生ですが、極めて難しいコンセプトを、誰にでも理解できる「やさしい言葉」で分かりやすく説明できる、という有り難い才能の持ち主でもあります。
また、親身になって個々のケースに取り組んでくださっており、患者様からも親愛の念をこめて「ローリー先生」と呼ばれています。

単一遺伝子遺伝病をお調べする着床前遺伝子診断(PGD)プログラムに加え、IFCでご紹介しているどの生殖医療プログラム(卵子提供プログラム、高度男性不妊治療プログラム、代理出産プログラム等)にご参加の場合でも、着床前全染色体診断(CCS)の同時実施が可能です。
これらのプログラムにおいて、ブラック先生のご指導のもと、着床前診断の具体的内容について、最新の情報をお伝えいたします。

着床前診断(PGS)/着床前全染色体診断(CCS)・男女産み分けについてのお問合せはこちらからどうぞ。

関連情報