卵子提供+着床前診断プログラム

着床前診断(CCS)同時実施のメリット

どうして今、弊社IFC卵子提供プログラムにて治療進行中の日本人患者様の100%が「着床前全染色体診断(CCS)」(以下「着床前診断(CCS)」と表記)の同時実施を選択されているのでしょう?

その答えは明白です。

日本ではまだ自由に受けられないこの最先端技術ですが、数々の大きなメリットがあることを日本人患者様は認識されておられるからです。

胚移植しても着床しない、あるいは流産となる主な原因は、受精卵の染色体異常であることがわかっています。着床前診断(CCS)実施により、染色体異常(異数性)のない受精卵のみを予め選別して移植することで、妊娠率が高まり、流産の回避も最大限可能となり、結果、ダウン症などに代表される染色体異常のない赤ちゃんの妊娠につながり、女性の心身への負担を軽減することから、極めて画期的な手段がこの着床前診断(CCS)なのです。

着床前診断(CCS)同時実施のメリット

  1. 高い妊娠率
  2. 流産回避
  3. 染色体異常胎児妊娠の回避
  4. 男女産み分け可
  5. 心身の負担と余分な治療費発生の回避
  6. 胚移植時渡米滞在日数の短縮

高い妊娠率

1個の染色体正常胚盤胞移植で妊娠率1回につき75%

健康な卵巣機能をもつ卵子提供者(エッグドナー)から生殖力の高い卵子の提供を受けるため、もともと成功率が高いことに加え、着床前診断(CCS)同時実施により、更に高い妊娠成功率が現実のものとなります。

得られた胚盤胞から数個の細胞を採取し着床前診断(CCS)を実施した後、染色体異常(染色体異数性)があると判った受精卵の移植は行なわず、妊娠の可能性がある受精卵のみを奥様の子宮に移植します。そのため、たった1個の染色体異常のない胚盤胞を移植しただけで、2015年現在の妊娠成功率は、安定して1回につき75%という驚異的に高い数値を挙げています。

たった1個の移植でこれだけ高い妊娠成功率だということは、高い成功率を希望するあまり、やみくもに多くの受精卵を移植する必要もなくなります。これは、複数の受精卵を同時に移植した結果多胎妊娠となってしまい、早産・未熟児出産で引き起こされる出生児への身体的リスクを回避できることも意味しています。

流産回避

流産の主な原因は、受精卵の染色体異常であるとされているため、良い結果をもたらさないことがわかっている受精卵を移植しないことそのものが、流産を最大限回避することにつながります。

着床前診断(CCS)実施無しに治療を続け流産を繰り返した場合、精神的な辛さの他、流産処置により子宮内膜に何らかの変化を来たし、その後の妊娠に向けての悪影響が出るかもしれません。

従って、治療を受ける女性の心身の負担を軽減し、「本当に赤ちゃんを授かる」までの道のりを短くする試みのための重要な手段となっています。

染色体異常胎児妊娠の回避

ダウン症などに代表される染色体異常のある胎児の妊娠を避け、健康な赤ちゃんを授かるための重要な手がかりとなります。着床前診断(CCS)を予め実施しておくことにより、妊娠中、羊水検査などの出生前診断の段階で妊娠継続するか否かという、人間として想像を絶する辛い決断と直面することが避けられます。

男女産み分け可

受精卵の性染色体を含むすべての染色体について異常を調べるため、同時に個々の受精卵の性別も報告されてきます。従って、染色体正常の結果が出た受精卵の中で、希望する性別の受精卵を選んで先に移植することも可能です。特に高齢出産のケースなどにおいて、ファミリーバランシングの考慮をするときなどに有効な情報となります。

逆に、赤ちゃんの性別は、お誕生までのお楽しみにとっておかれたい患者様は、着床前診断(CCS)ラボラトリーに予め、性別開示はせず、単に性染色体が正常かどうかだけの情報開示をするようにリクエストすることもできますのでご安心ください。

心身の負担と余分な治療費発生の回避

最初から着床しない、あるいは流産の主な原因となることがわかっている染色体異常のある受精卵を移植しないことで、実際に赤ちゃんが授かるまでの胚移植回数を減らすことにつながります。

確かに、着床前診断(CCS)では、受精卵診断の費用が発生します。しかし、その費用を上回るメリットがあると、現在着床前診断(CCS)を選択している日本人患者様は考えています。治療を何度も繰り返すのは、精神的にも肉体的にも大変に辛い上、毎回の治療費や渡航費もかさんでしまいます。最初から良い結果にならないとわかっている受精卵を着床前診断(CCS)によって選別してしまい、最初から移植しないことで、辛くて無駄な治療をする必要がなくなります。

胚移植時渡米滞在日数の短縮

従来の卵子提供プログラムにおいては、エッグドナーと奥様の周期を合わせて新鮮胚移植を実施するのが一番成功率の高い方法だったため、胚移植渡米のタイミングや滞在日数が長くなりがちでした。

従来の10日以上の滞在に比べ、着床前診断(CCS)実施の際は、染色体異常のない受精卵を確認してから、胚移植を受ける女性の一番都合の良いタイミングを選び確定日程で渡米できますから、標準3泊で実施できます。

(どうしても、という場合は最短1泊でも可能ですが、移動の疲れが妊娠率に影響を与えないよう、3泊が薦められています。)

どうぞ諦めずに、健康な赤ちゃんを授かるため、この現実的な可能性に挑戦されてみてください。

【※成功率についてのご注意】

弊社サイトで発表している成功率は、すべてASRM(米国生殖医療学会)の指針に基づいた、正式な算出方法・母集団の取り方(グループの定義と指定の期間等)によるものです。指針に基づかない算出方法での成功率をウェブ上で発表している団体もあり、また、成功率を高く見せるために複数個の受精卵を同時に移植しての数値が表示されていることもありますので、成功率を比較する時は、どうぞご注意ください。

更に、成功率90%という数値を掲げているところもあるようですが、学会公認算出法により公式発表されている全米各施設の成功率の中で、「一回の胚移植に付き1個移植した場合の成功率」が90%という数値は存在しませんので、併せてご注意ください。