精子ドナープログラム(精子バンク利用)

費用について

精子ドナープログラム(精子バンク利用)の総費用の目安は以下の通りです:

およそUS$48,000 + 渡航費及び個々の追加費用

*着床前全染色体診断(男女産み分け含む)=CCS=同時実施費用含む。

上記はあくまでも目安です。個々のケースにより、必要な検査等が異なる場合があり、最終的な医療費にも違いが出ます。初回検診時に担当医や遺伝カウンセラーの所見をもとに詳細をご検討いただけます。

尚、上記の金額は、プログラムの進行状況に添って、数回に分けてのお支払いが可能です。

2014年以降、IFCプログラムに進まれた日本人患者様の100%が、着床前全染色体診断(CCS)同時実施を選択されています。そのような日本人患者様から、CCSを含めた総費用について以下のコメントをいただいています:

  • 「結果を考えると決して高くない」
  • 「健康な子供を授かる近道。コストパフォーマンスがとても良い。」
  • 「流産を繰り返すような辛い治療を省けるなら、何より有意義。」

CCS同時実施の金銭的メリット

成功率が高まり、無駄な治療費が発生しない

卵子年齢にもよりますが、2015年現在、体外受精+CCS同時実施により、1回に1個の染色体正常胚盤胞を移植しただけで、子宮に問題がなければ、安定して67~75%という高成功率を挙げています。

これは、「予め良い結果が出ないと分かっている受精卵はそもそも最初から移植しない」からです。

つまり、心身共に負担を与え、時間と費用もかかる『無駄な辛い治療を行わない』ことが、『赤ちゃんを授かるまでの治療総費用』の明確な削減につながります。

総費用の内容について

上記に掲げた総費用目安金額は、精子ドナー・体外受精医療費、精子バンク費用、薬剤代金、CCS費用、遺伝カウンセリング、心理カウンセリング、コーディネート手数料など、精子ドナープログラム(精子バンク利用)+CCS同時実施の全行程を延べ一回終了するまでの標準的な金額の目安となっています。

その標準的な金額に加えて発生するのが、個々によって異なる「渡航費及び個々の追加費用」です。

「渡航費及び個々の追加費用」について

渡航費(航空券代金及び宿泊代金)

日本国内出発地、飛行機のクラス、渡米時期などで航空券代金の費用は大きく異なります。また、ホテルやお部屋のタイプ、時期などで、宿泊代金も全く異なります。フライト便名や便利なホテルなどをIFCスタッフがご案内した上で、ご予算に合った航空券と宿泊先を患者様ご自身で決定・直接購入していただけますので、どうぞご安心ください。

個々の患者様の追加医療費や検査費

医療であり、人間の身体が関わる限り、事前に確実な総費用の見積もりを用意することに無理があるのが現実です。初回検診結果の内容により、稀にもしも追加で必要な検査や治療が提案された場合、その殆どは、日本にご帰国されてから実施可能です。米国での実施検討の場合、医療費推定額はその場でご提示し、患者様ご自身で決めていただけますのでご安心ください。

二度目の胚移植費用

順調に進み複数の染色体正常な受精卵(余剰胚)が得られた場合、2度目の胚移植の挑戦、あるいは第2子妊娠のための胚移植の費用は、医療費・薬剤代金・手数料等を含め、およそUS$7,000.00程度+渡航費が目安となります。