高度男性不妊治療プログラム(自己精子)

プログラムの流れと滞在日数

『高度男性不妊治療プログラム(自己精子)』は、高度男性不妊治療専門クリニック、テューレック・クリニックと、米国生殖医療の名門、パシフィック生殖医療センターとのコラボレーションにより可能になった世界最先端の男性不妊治療プログラムです。

これは、ご主人の精子採取のための検査と実際の精子採取を試み、得られた精子と奥様の卵子で顕微授精を行い、得られた受精卵を奥様の子宮に移植し、奥様ご自身が妊娠・出産するプログラムです。

着床前全染色体診断(CCS)の同時実施が標準選択肢となっている今、CCS同時実施を想定して以下ご案内します:

渡米回数と滞在日数

ご主人

  • FNAマッピング実施の場合
  • 1回目=初回検診及びFNAマッピング(4泊6日)
  • 2回目=FNAマッピングの結果、精子産生部位が認められた場合2回目の渡米は、奥様の採卵時に合わせてmd-TESE, MESAなどで採精。(およそ1週間)

*注:FNAマッピングの結果が後日出るのを待ってから、ご夫妻の生殖医療検診と遺伝カウンセリングを改めて受けたい場合は、ご主人2度目の渡米時にご夫妻共に最短3泊5日 の米渡米。ご主人の渡米回数は合計3回となり、3回目の渡米で採精。

  • FNAマッピング実施不要の場合
  • 1回目=初回検診(奥様と共に2泊4日)
  • 2回目=奥様の採卵時に合わせてmd-TESE, MESAなどで採精。(およそ1週間)

奥様:3回

  • 1回目=初回検診:最短2泊4日
  • 2回目=採卵:およそ2週間
  • 3回目=胚移植:3泊5日

*ご主人の初回渡米検診の結果により、その後の渡米回数や滞在日数が変動する場合があります。個々の状況下で最短日数の渡米滞在が可能となるようコーディネートいたします。

プログラムの流れ:

1 患者様よりお問合せ。(Eメール、電話、FAX、医師等からのご紹介)
   
2 IIFCが患者様の該当するプログラムをご案内。資料、案内ビデオ、申込用紙を送付。
   
3 患者様とのご相談。(Eメール、電話等。無料)
   
4 患者様がご希望の場合、東京オフィスにおける面談日予約。(全予約制 無料)
   
5 IFC東京オフィス宛に申込書と申込み手数料の送付。
   
6 申込み内容を提携クリニックに打診し受け入れ確認。
   
7 IFC業務についてのご契約。
   
8 第1回渡米検診日程の決定とクリニック提出書類の準備。
     
FNAマッピング実施の場合
9A 第1回渡米=男性不妊治療検診、FNAマッピング(ご主人のみ4泊6日)。ご夫妻共に生殖医療検診や遺伝カウンセリングをこのときに同時に受ける場合は、奥様もご一緒に渡米。
(FNAマッピングの結果が後日出るのを待ってから、ご夫妻の生殖医療検診と遺伝カウンセリングを改めて受けたい場合は、ご主人の渡米回数は合計3回。その場合、ご主人2度目の渡米時にご夫妻共に最短3泊5日 ) 日本へ帰国後およそ3週間でFNAマッピングの結果報告。
   
FNAマッピング不要の場合
9B

第1回渡米=男性不妊治療検診、生殖医療検診、遺伝カウンセリング(ご夫妻共に最短3泊5日)
   
10 検査結果を踏まえ、個別に男性不妊治療選択肢を検討と計画。
   
11 日本待機中に奥様の採卵サイクル日程の決定及び投薬開始。
   
12 渡米=採卵・男性不妊治療技術による採精・体外受精(顕微授精)の後、受精卵に着床前全染色体診断(CCS)実施。受精卵は凍結保存。(ご主人およそ1週間、奥様およそ2週間)
   
13 日本へ帰国後およそ3週間で着床前全染色体診断(CCS)の結果報告。
   
14 奥様の胚移植渡米(奥様のみ3泊5日)
   
15 日本へ帰国後に妊娠判定/妊娠期を過ごし、出産。