単一遺伝子遺伝病着床前診断(PGD)プログラム

費用について

単一遺伝子遺伝病についての着床前診断=PGD(夫婦間体外受精)プログラム総費用の目安は以下の通りです:

およそ US$48,000
プラス 航空券代金/宿泊費
プラス DNAの変異特定が複雑なケースの場合の事前ラボ検査費用、個別ケースで異なる医療費差額等
プラス 可能であり希望する場合、CCS同時実施費用(CCS=着床前全染色体診断)

上記はあくまでも目安です。個々のケースや家族歴により、必要な事前検査等も異なり、最終的な医療費にも違いが出ます。担当医や遺伝カウンセラーの所見をもとに詳細をご検討いただきながら治療を進行します。

尚、上記の金額は、プログラムの進行状況に添って、数回に分けてのお支払いが可能です。

着床前診断(PGD)実施を選択された日本人患者様から、総費用について以下のコメントをいただいています:

  • 「結果を考えると決して高くない」
  • 「辛い結果を避けられるので、有意義な医療費。」
  • 「遺伝性疾患を回避する唯一の方法だから納得。」

総費用の内容について

上記に掲げた総費用目安金額は、夫婦間体外受精医療費、薬剤代金、着床前診断(PGD)費用、遺伝カウンセリング、心理カウンセリング、コーディネート手数料など、単一遺伝子遺伝病についての着床前診断(PGD)プログラムの全行程を延べ一回終了するまでの標準的な金額の目安となっています。

その標準的な金額に加えて発生するのが、個々によって異なる「渡航費及び個々の追加費用」です。:

「渡航費及び個々の追加費用」について

渡航費(航空券代金及び宿泊代金)

日本国内出発地、飛行機のクラス、渡米時期などで航空券代金の費用は大きく異なります。また、ホテルやお部屋のタイプ、時期などで、宿泊代金も全く異なります。フライト便名や便利なホテルなどをIFCスタッフがご案内した上で、ご予算に合った航空券と宿泊先を患者様ご自身で決定・直接購入していただけますので、どうぞご安心ください。

個別ケースによる患者様の追加検査費や医療費

医療であり、人間の身体が関わる限り、事前に確実な総費用の見積もりを用意することに無理があるのが現実です。特に、単一遺伝子遺伝病についての着床前診断(PGD)においては、遺伝病の種類や、必要とされるDNA検査の種類などにより、着床前診断のラボラトリー設定を行なうにあたり、事前検査の費用や実際のラボラトリー費用は大きく異なります。詳細は、担当医及び遺伝カウンセラーとの相談を通して、その都度ご相談させていただきます。

また、遺伝形式や家族歴等により、同じ遺伝性疾患でも個々のケースにより検査項目が異なります。追加で必要な検査等が指示された場合、日本国内で実施可能なもの、米国でしか実施できないものなどの見極めを行い、患者様と共に治療計画を検討しますので、どうぞご安心ください。

極めて複雑なケースについては、本プログラムでお受付する前に、事前スクリーニングプログラムにて着床前診断(PGD)がそもそもその特定例において医療上/技術上実施可能かどうかの検証が必要となり、その際の検査・遺伝カウンセリング等の追加費用が発生します。まずは、IFCにお問い合わせください。