卵子提供体験談2007.11体験談

「あの日思い切って送った一本のメールで今の幸せが---。」近畿地方のU様からの卵子提供プログラム体験談

〈ご主人様からの体験談〉

私共の初めての赤ちゃんが誕生して約三ヶ月が過ぎ、夫婦共々昼に夜に毎日が忙しく過ぎ去って来ました。やっと少し育児(扱い)に慣れて来ましたので遅くなりましたが体験談をお話し出来ればと思います。乱文ですがお目通し下さい。

私共2人は晩婚で一緒になりました。子供は欲しいけれど半ば諦めていましたが、妻がインターネットでIFCの存在を知り、そしてその可能性が米国での卵子提供という確率の高い不妊治療が出来るプログラムがあるという事を知りました。
でも費用は高額(ベンツが買える)、外国での治療〈英語もできず〉、妊娠までの過程を考えると少し、いや大分心配で疑心暗鬼でした。しかし妻の熱い望みもあって、まず最初の一歩と思いIFCへ詳しく問い合わせをしました。

日本事務所の担当者の方のプライバシーの配慮もおこたらない応対と説明は、とても親切で、優しくて、励ましてくれて、勇気づけられました。心配も和らぎ信用するようになり契約することに決心しました。あとはIFCの川田さんはじめスタッフの皆様のご指導のもとに着々と準備(おまかせ)も進み、いざ渡米するまでになりました。

初めての渡米でシスコ空港の税関では、ちょっと慣れないスピーチでドキドキしましたが、なんとか通過し、お迎えのIFCのスタッフの方の顔を見てホッとしました。打ち合わせ後(川田さんにお会いする)、日本人街のホテルに送っていただきました。滞在中IFCの川田さん、スタッフの皆さんは優しく親切で、英語が出来なくても安心して過ごせました。
翌日、PFCで関係者(Drハーバートにもお会いする)との打ち合わせ、説明と検査、そして和実・ハートさんにカウンセリングを受けスケジュールを無事に済ませることが出来ました。大分慣れて欧米化して帰国する頃には、期待と希望を持って自信がつくようになりました。

ドナーさんも最終的に決まり、妻の体調管理もスケジュール通り進み準備が出来ましたので、今度は妻1人で再渡米して、卵子提供(受精卵の移植)を受けてきました。
国内ではIFCに紹介してもらった産科に通院して容態をみることができ安心できました。

今では、子供が無事誕生して育っていく姿を見るたび、良い出会いが出来た事を喜びそして感謝しています。

追伸  気持ちある方 まず一歩を!!
ありがとうございました。

〈奥様からの体験談〉

我が家に新しい家族が増えて、早いものでもうすぐ3ヶ月になります。毎日赤ちゃんのお世話でてんやわんやの大騒ぎです。

家族みんな充実した毎日を送っています。この素晴らしい日を迎えられた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

私たち夫婦はお互いに結婚が遅く、子どもが出来たら良いなと思いながらも1年2年と経つうちに、もう難しいかも、もし出来たとしてもお腹の中で育つのか、生まれてきても障害が出る確率が高いのでは、ましてや子育てはとても大変…そういうこともあって周囲の人には「私たちは夫婦だけで生きてゆくんだ」なんて強がって半分あきらめていたんです。
でもインターネットでIFCを知り、いてもたってもいられない衝動にかられました。主人に相談する前に川田さんにメールを送っていたんです。そしてすぐに返事を頂きました。卵子提供で主人の子を私が産める可能性があると…喜びました。
主人は最初は私の卵子ではムリなのかと言っておりましたが、色々な資料を見ているうちに、私が納得しているのであればと賛成してくれました。

昨年1度目の渡米は主人と2人でした。ハーバート先生の診察、カウンセラーの和実・ハートさんの面談そして川田さんをはじめスタッフの皆さんのきめ細やかなフォローで外国に不慣れな私たちも安心して無事に滞在そして帰国することが出来ました。

決定していたドナーさんの都合が悪くなりましたが、新たに紹介して頂いたドナーさんをもっと気に入ってしまい大変満足しています。そして2度目の渡米が待ち遠しいくらいでした。それに向けての注射もはじめはドキドキでしたが何度か打つうちに慣れてきました。ましてや妊娠判明後は注射を消化して行くのが楽しくなってきたんです。
2度目の私1人での渡米もIFCのスタッフの皆さんがいらっしゃたので何も困ることはありませんでした。そして帰国、紹介してもらった日本の病院で妊娠判定の検査を受け、結果を問い合わせた電話の向こうで先生が「おめでとうございます!」の一言、涙があふれました。すぐに主人に報告し抱き合って喜びました。

妊娠中は悪阻もほとんど無く、楽しくマタニティーライフを過ごすことが出来ました。

そしていよいよ出産、母子ともに無事でした。たくさんの人たちに祝福され、本当に産んで良かったと思います。あとはこの子に産んでくれてそして生まれて来て良かったと思ってくれることを願うばかりです。

今は、川田さんをはじめIFCのスタッフの皆さん、ハーバート先生をはじめPFCのスタッフの皆さん、ドナーさん、そして私の希望を受け入れてくれた主人、最後に生まれて来てくれて私たちを父と母にしてくれたこの子に感謝の気持ちでいっぱいです。

あの日、思い切って送ったIFCへの1本のメールで今の幸せがあるんです。諦めないで良かった、本当に本当に良かったと思っています。