関東甲信越地方のM様からの卵子提供プログラム体験談
私達夫婦は再婚で、結婚してから二人の子供がほしいと、長い間日本で体外受精を繰り返していました。日本で先生から卵子の質が良くないと言われ最後のチャンスだと思い卵子提供プログラムに申し込みました。
その時私はもう40代後半になっていました。
はじめてのアメリカ行きは一寸不安でしたが日本に帰国後、提供を依頼したドナーさんからサイクル承諾の連絡が入ったと聞いた時には本当に嬉しく頑張っていくパワーをもらったような気がしました。
その後、注射なども始まりましたが注射に慣れ何とか乗り越えるようにIFCの皆さんのお力を借りながら頑張りました。頑張った甲斐があったのか、とても質の良い受精卵ができドナーさんには感謝の気持ちで一杯になりました。
自宅の近くのクリニックでは血液検査での妊娠判定をおこなっていなかったので、尿検査での判定でしたが妊娠したと結果を知った時は、どきどきしながらIFCの方にメールをしました。良い結果が出たことが何よりも嬉しかったです。
尿検査の後にクリニックで検診を行なった際、子供の胎嚢は見えましたが心拍がまだわからない状態でした。妊娠して嬉しい反面、実の心境では心拍が見えないので心配していました。IFCの方からメールをいただき子供の心拍確認にはまだ時期が少し早いからと励ましてもらいちょっと安心しました。その次の検診では心拍がチャンと見えるようなり本当にほっとしました。
一日一日を大切に、お腹の子供のことを一番に考える日々で月日が本当に早く過ぎていきました。妊娠が順調に進み14週の検診では、お腹の子供の手と足が動く様子を見てとても嬉しかったです。6ヶ月を過ぎた頃から、お腹の子供にも音楽を聴かせたり、話をしてあげたりし始めました。
私は自然分娩が希望でしたが日本の病院の先生に年齢のことを考えると産道が堅くなる可能性があるため自然分娩は難しいかも・・・と言われました。 私は自分を信じ、信じた道を貫くためにはその後よく散歩しリラックスの環境の生活リズムの中でお腹の子供と一緒に過ごしたお陰で自然分娩の夢を実現できました。男の子を出産しました。本当に順調で嬉しかったです。
IFCの皆様には私達の事を見守っていただき心から感謝いたします。今後とも引き続き見守ってください。
本当に、子供が初めて小さな息をした瞬間その感謝、感動、感激は1組でも多くのご夫婦に伝えられたら幸せです。