『新鮮胚移植にて第一子出産後、凍結胚移植で第二子を妊娠中!』~卵子提供プログラム体験談~
おかげさまで、娘が1才半を迎えました。娘の成長が目に見えるようにわかり、一日一日新しいことを覚えては、私たちのマネをして、私たちに笑顔をくれ、幸せを運んできてくれています。娘が生まれてきてくれたことで、私たち夫婦はもちろん、両親、親類、友人、みんなが和やかになり、娘の成長をみんなで喜び、みんなで幸せを実感しながら、毎日を過ごしております。
この場をおかりしまして、娘を授けて下さいましたことを、心よりお礼申し上げます。
体験談というほどではありませんが、少し私たちのことを書かせていただきます。
5年前、私たちは結婚をしました。早く子供が欲しいと思いましたが、生理不順だったため、子供を普通に妊娠できるのか、何気なく軽い気持ちで産婦人科を受診しました。本当に何気ない気持ちで受診した産婦人科で返ってきた言葉は、「普通に妊娠することはできない」という言葉でした。ずっと生理不順で受診してはきましたが、そんな事は一度も言われたこともなかったので、ビックリするだけでいっぱいでした。
後日、また改めて検査をしてもらいました。しかし、そのときも同じ言葉が返ってきて、ようやく自分の体を受け入れることができ、ショックな気持ちでどうしようもなく、どうしたらいいのか、なんでこんなことになるのか、気持ちのやり場のない思いでした。ただただそのときは悲しく、自分が女であることを否定されたようで、主人にも、両親にも、申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。
それからは、何とか子供を生むことはできないのか、主人が父親になる方法はないのか、何とかして主人の遺伝子を残す方法はないのか、必死でした。そこでいろいろなことを調べ、出会ったのはIFC様でした。最初は、不安で半信半疑な思いもありましたが、藁をもすがる気持ちという表現が一番適当なのでしょうか、そんな思いでお願いをしました。それからは、とんとん拍子で全てが進んで行きました。
一回目の渡米は、主人と二人、旅行気分で行きました。二回目は私一人での渡米でした。初めての一人旅でしたが、IFCのスタッフの皆様が親切にして下さったおかげで、何も不自由なく、楽しく滞在させていただきました。
そして、帰国してから10日後には、妊娠反応が陽性と出ました。その日からは、主人の遺伝子を残すことができること、私たちが親になれることがうれしく、毎日がカウントダウンでした。
そして、無事に娘を出産。IFC様のおかげで、私たち二人の間に娘を授かることができ、親にならせてもらい、私自信の体で命を身篭り、命を誕生させることができたことの、この感動は、何にもかえられないものとなりました。本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
子供が授かることができるということは、本当に幸せなことだと感じております。もちろん、育児は大変なこともあります。だけど、子供がいることで、どれだけの人が笑顔に、元気になり、また、あたたかな時間をすごせることか、言葉ではいい表せないぐらいのものを、子供が授けてくれます。
娘が生まれてきてくれたおかげで、本当に本当に毎日が幸せです。
IFCのスタッフの皆様、ハーバート先生、和実ハート様、ドナー様、本当にありがとうございました。
最後に、子供が欲しいと願うみなさまにも、どうか子供が授かることをお祈りしております。
(この方は、余剰胚を凍結保存されておいででしたが、その後凍結胚移植を行い、順調に第二子妊娠中でいらっしゃいます。)