「白血病を乗り越えて:あの時チャレンジして本当に良かった!」~九州地方S様からの卵子提供プログラム体験談。
私は、20代で白血病を患い、骨髄移植を受けたため不妊となりました。
赤ちゃんが産めなくなるぐらいなら、白血病の治療なんてしたくないと思ったこともありました。
骨髄移植をすれば後遺症として不妊になる可能性がある。。。ということは、20代の私にとって、なかなか受け入れることのできない事実でした。
子供が産めないなんて生きていてもしょうがないのでは。。。結婚なんてできないに決まってる。。。
ショックと劣等感で毎晩一人になると涙があふれました。
しかし、骨髄移植をうけたくても、骨髄ドナーが見つからず命を失ってしまう患者さんもいる。
なにより、一生懸命に支えてくれている両親より先に死んでしまうなんて一番の親不孝だ、そんな思いから気持ちを切り替え、白血病の治療に専念しました。
そして骨髄移植の手術は無事成功。順調に回復し結婚も。
わずかな可能性ではあるが0%でないならと不妊治療にも臨みました。
しかし、やはり卵巣機能がもどってくるわけもなく。
いくつか病院をかわってもみましたが、どこへいっても結果は同じ。
そしていつも最後に言われるのが、「ただ子宮は問題ないので卵子提供をうけるという方法はあります。でもうちの病院ではできません。海外でならできます。」という言葉でした。
海外で?当初の私たちには雲の上の話。全く実感のわく話ではありませんでした。
しかし、養子もふくめいろいろと調べていくうちに、IFCさんの存在も知り、卵子提供という選択肢もあるのかも。
私たちでもチャレンジできるかも。
いや、チャレンジしてみたい。
という思いへと変わっていきました。
実際進めていくにあたり、やはりはじめは不安なこと心配なことがいっぱいでしたが、IFCスタッフの皆様がきちんと細やかに説明して下さったし、アメリカでの言葉の心配、手続きの心配などもすべて全く問題なくサポートしていただき、安心して臨むことができました。
そして今、かわいい我が子を前にして、あの時チャレンジして本当に良かったと思います。
生きていて良かった。
こんなにも両親に喜んでもらうことができて良かった。
人一倍子供好きな主人の子供を産んであげられて良かった。
本当に本当に幸せな日々です。
IFCスタッフの皆様、ハーバート先生、クリニックのスタッフの皆様、ドナー様、本当にありがとうございました。
心より感謝しております。