卵子提供体験談2011.10体験談

「ずっと待っていてくれてありがとう!」関東地方のT様ご夫妻より

今年2月、私たち夫婦の第2、第3子となる双子の赤ちゃんが元気な産声を上げました。

長年不妊治療を続け、最後の砦とIFCさんの門をたたき、卵子提供プログラムで第1子を授かった時から4年と2カ月が経っていました。

第1子が産まれた時、私たち夫婦はすでに40代半ばと高齢でしたので、第1子が2歳になった頃、兄弟を作ってあげたいと2回目の体外受精をトライすることを決めました。
幸い、ドナ-さんからは多くの卵子を頂くことができ、良好な受精卵を数多く凍結保存しておくことができていたのです。

一昨年9月、昨年2月と,その後2回凍結受精卵を移植しましたが結果は陰性でした。
2回続けての残念な結果に正直心が折れそうになりました。
しかし、川田様やIFCの担当のスタッフさんがいつも励まして下さり、本当に勇気づけられました。
年齢的なことと、凍結受精卵も残り少なくなったことから、もう後がない!泣いても笑ってもこれで最後!!ということで昨年6月に最後の移植を受けにサンフランシスコに向かいました。

結果は。。。夢にまで見た陽性反応!

10カ月間で3回の移植にトライということで、IFCさん、PFCさんにはその間、スケジュ-ル調整他、いろいろ無理を言ってしまったと思いますがいつも親身に対応頂きましたこと、感謝です。

また、ハーバート院長は、陰性だった際にも、考えられる理由と次回の対策をきちんと提示下さり、移植の時は、「また来たね!がんばろう!」とお茶目な笑顔で迎えて下さり安心して移植を受けることができました。

日本でのK先生も、2回続けて陰性で落ち込んでいる私に、「まだ凍結受精卵が残っているならやる価値がある、がんばって!」と背中を押して下さいました。

高齢/多胎であることから周産期センタ-のある病院を紹介頂き、第1子妊娠から長年お世話になったK先生に双子を取り上げて頂けなかったことが唯一心残りです。。

今、7カ月になる双子を見るにつけ、この子たちは第1子と同時に受精卵となったけれども、凍結され、遠い異国の暗い冷凍庫の中でずっと迎えにくるのを待っていたのだなぁ、そして最後の最後で私の子宮にしっかりとへばりつき、産まれて来てくれたんだなぁ、

そう考えると、運命を感じるとともに、途中であきらめなくて本当によかった、私たち家族のところへ来てくれてありがとう!と愛おしさもひとしお、抱きしめたくなる毎日です。(毎日抱きしめてますが(笑))

川田様はじめIFCの皆様、ハーバート院長はじめPFCの皆様には長期間にわたり大変お世話になりました。
改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
皆様のますますのご活躍と、これからも私たちのような夫婦が夢と希望、チャンス、そして実現した時の幸福を得るサポ-トを続けて下さいますようお祈りしています。

そして、最後に私たちに貴重な卵子を提供して下さったドナ-さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。
私たちがあなたから頂いた幸せ同様、あなたも幸せな人生を歩まれていらっしゃることを願っています。