卵子提供体験談2014.08体験談

卵子提供プログラム体験談:『49歳で母親になりました』~関東甲信越地方のY様より

満49歳の私を母親にしてくださったIFC様、ハーバート先生、そしてドナー様に主人ともども心から御礼申し上げます。

お陰様で母子共に大変順調で、無事退院いたしました。今は、この年で恥ずかしながら初めて体験する授乳やおむつ替えなど、とまどいながらも喜びを感じる満たされた毎日を送っております。

何より、この子を抱っこしてあやしながら、主人と、お互いを、『パパ』『ママ』と呼び合っていることが現実だなんて、信じられないぐらいです。

自分の卵子にこだわった不妊治療の道のりはとても長かったのですが、主人と決心して卵子提供プログラムに進んでからはあっという間の妊娠・出産でした。

最初は心配していたドナーさん選びもIFCさんにご紹介していただいた中ですぐ見つかり、正直うれしい驚きでした。
学歴にこだわるつもりはなかったのですが、自分の卵子を諦めるなら、せめて自分と同じような経歴のあるドナーさんを選びたかったことと、自分の目が二重なので、それにはこだわりたく、アメリカの大学院在学中で目が二重のドナーさんを選ばせていただきました。
健康そうなスナップ写真と真面目なメッセージが添えられていたプロフィールを閲覧し、即決しました。
こんなご縁をいただき、今の私達一家があるので、感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ凍結してある受精卵がたくさん残っているのが心残りではあるのですが、この年ですので、この子ひとりを、夫婦ともどもがんばって大切に育てていくつもりです。

もし、私が、あんなに自分の卵子にこだわって、ほとんど無理だと知りながらも無駄に何年も続けてしまった不妊治療をもっと早くやめることができていたら、この子ともっと早く出会えていたかもしれないと思うと、どうしてもっと早く卵子提供に進まなかったんだろう、もしもっと早く進んでいたら、今残っている受精卵を使って、弟か妹も産んであげられたかもしれないのに、とちょっと後悔しています。

なんだか、とりとめのない話になってしまいましたが、私が産んだこの子を、必ず幸せにしてやりたいと思っています。
本当に有難うございました。


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