Q&A

代理出産プログラム

Q1:私は46歳です。これまで何度も繰り返し体外受精治療を受けてきましたが、受精卵はできるのに、まったく着床しません。代理母をお願いすることはできますか?

A1:過去に体外受精治療の適応になっておられた、ということは、子宮の問題ではなく、卵子の老化が原因で残念な結果になっていた可能性が極めて高いため、代理出産プログラムの適応にはなりません。

その代わり、卵子提供を受けて、ご自身の子宮で妊娠・出産を試みることができる卵子提供プログラムの適応となるかと思われます。

一般的に米国で卵子提供プログラムを具体的に視野にいれて検討する段階というのは以下の項目にすべて当てはまるときです:

  1. 女性の年齢が満45歳を越えているとき
  2. 過去に自己卵子による体外受精治療を3回以上繰り返しているが、良い結果が得られていないとき
  3. 受精卵ができても、胚盤胞の段階まで発達する受精卵が1個もないとき

個人差により、いろいろな状況が考えられますが、目安となる状況の詳細については以下をご参照ください。

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Q2:代理母が生まれた子供を引き渡してくれない、というようなことはありませんか?

A2:いいえ、弊社IFC及び提携先クリニックが関与したケースで、そのようなことは一回もありませんでした。その理由は、弊社プログラムにおいては、「体外受精による代理出産」のみを実施しており、つまり、代理母さんと血のつながりのない赤ちゃんを代理妊娠していただく、という形式の代理出産しか実施していないからです。

代理母さん自身も、その御主人も、代理母さん自身のお子さんも、そして依頼人のご夫妻も、皆、心理サポートなどを受けながら進みますので、皆が気持ちよく奇跡の命の誕生の喜びを分かち合えるようにプログラムが進行してきますから、どうぞご安心ください。

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Q3:どんな女性が代理母として志願するのでしょうか?

A3:過去に少なくとも一人のお子さんの出産歴があり、且つその妊娠・分娩にまったく問題がなく、健康な子宮をもった心優しい女性達です。カリフォルニア州内の郊外に在住していることが多く、主婦であったり、仕事をもつ女性だったりと、様々なケースがあります。ただし、生活保護を受けているような女性は登録できません。代理母登録をしている女性の共通点は、皆さんボランティア精神に溢れ、他人のために役に立ちたいと考えている優しい心の持ち主であることです。

代理母さんの家族の協力も必須であり、また長い期間を要し、出産の痛みも伴うプロセスですから、謝礼や経費はお支払いすることにはなりますが、金銭面だけではまかなうことのできない、真摯な気持ちがなければできないことです。

カリフォルニア州の代理母候補者は、引く手あまたな状況です。ですから、基本的にはご夫妻には順番待ちをしていただくことになります。代理母紹介時には、顔写真とプロフィールを閲覧していただき、ご夫妻がマッチングを希望であれば、代理母さんとの面談を行い、お互いにマッチングを希望するかどうか確認してから進みます。

代理母ご紹介

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Q4:代理母さんの妊娠中の検診に付き添うことはできますか?

A4:はい、できます。検診中の付き添いにより、胎児の成長を一緒に見つめることで喜びを分かち合うことに幸せを感じる代理母さんが大変多いからです。具体的なことは、念のため代理母さんとの契約書の中に盛り込むことになります。

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Q5:子供が生まれたあと、代理母さんにお願いして母乳をいただくことはできますか?

A5:その点については、予め代理母さんのご意向を伺っておき、赤ちゃんが生まれた後、搾乳していただけるかどうか確認します。もし代理母さんが同意してくださるなら、代理母さんとの契約書にその旨盛り込むことになります。

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