最新情報2013.09着床前診断

着床前遺伝子診断(PGD)や卵子提供プログラムと同時実施できる全染色体診断(CCS):IFCプログラムでは、受精卵が傷つかない、無駄にならない理由

遺伝病を調べるための着床前遺伝子診断(PGD)や、卵子提供プログラムなどと同時実施する全染色体診断(CCS)に、とっても興味があるけれど、受精卵をひとつひとつ検査することで、受精卵を傷つけたり無駄にしたりするのではないか、と、心配になり、踏み切れないでいる患者様がいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、一昔前などに、経験の浅いエンブリオロジスト(胚培養士)のみが担当するIVFクリニックのラボラトリーや、急進する技術に設備投資が追いついていない小規模なクリニックなどでは、スタッフの技術レベルや設備の状態が原因で、着床前診断や染色体診断を実施できるレベルに達していないと考え、このような技術を患者様にご提供できない場合があるようです。

しかし、IFCが提携するサンフランシスコのクリニック、パシフィック生殖医療センター(PFC)のIVFラボラトリーにおいては、そのようなことはまったく起こっていません。直接的に卵子や精子、受精卵を取り扱う8人もの熟練エンブリオロジストは、いずれもベテラン。そのため、検体採取の際に受精卵を傷つけてしまう可能性、というのは、年間何千というおびただしい数の受精卵の細胞採取をしているにも関わらず、そのことが原因で受精卵を傷つけ、無駄にしてしまった、などというケースは1個たりとも発生していません。もちろん、人間の行うことですので、絶対100%という保障は敢えていたしませんが、それほど、このIFC提携のクリニックの技術と設備は進んでいるのです。ある意味、これは熟練のエンブリオロジストの「職人技」とも言えるかもしれません。

こんな職人技を身につけてからでなければ雇用が叶わないこのクリニックのラボラトリーに勤めることができる、ということは、エンブリオロジストとしてもある意味、ステータスとなっています。こんなカリスマ・エンブリオロジスト達も、このクリニックに入る前に、何年も何年も修行を積んできましたし、クリニックに入ってからもおごることなく勉強を続けています。

そのため、そのようなハイレベルの技術者やラボラトリー設備がないIVFクリニックから、着床前診断や全染色体診断を希望する患者様のケースがこのパシフィック生殖医療センターへ送り込まれてきます。

このように、米国内でも一目置かれているハイレベルなクリニックで、IFCプログラムの患者様は治療を受けていただけるのです。『赤ちゃんを授かる』ということは、一時的なことではなく、『人間の生命』を授かり、その生命に健康に育ってもらい、ご家族に幸せになっていただきたい、それが私たちIFC-PFCプログラムの願いです。だから、ハイレベルなクリニックで『信頼』と『安全性』をご提供できるのです。

着床前診断や、卵子提供プログラムなどと同時実施可能な全染色体診断についてのご相談は、いつでも弊社IFC東京オフィスで承ります。資料の請求は無料です。お問い合わせはこちらからどうぞ:

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