最新情報2013.09IFCニュース

独身女性の卵子凍結

弊社IFCが提携する米国サンフランシスコのパシフィック生殖医療センターでは、すでに数年前から、一般独身女性の卵子凍結を実施しております。

卵子提供プログラムを実施してきた大変長い実績のあるクリニックですが、新技術を用い、これからの将来、提供卵子ではなく、自己卵子で妊娠ができる道もこうして用意しているのがパシフィック生殖医療センターならではのことです。

癌治療に先駆けて卵子を凍結保存する女性や、今現在結婚する予定のない健康な独身女性に利用されているのが、この卵子凍結のプログラムです。

これは、英語でいうと"fertility preservation”。つまり、「将来の妊娠に備えて、少しでも若いうちに今の時点で卵子を保存しておく』ということになります。

卵子は極めて繊細で扱いの難しい生殖細胞ですから、精子や受精卵のように、凍結や解凍が容易ではありません。
ですから、高度な技術と最新の設備があるクリニックでしか、成功に導けるような状態で実施できないプログラムなのです。

日本でも、健康な独身女性について、卵子の生殖力がまだ高いとされる40歳未満の女性に限る、という条件つきで卵子の凍結の容認に向かっていると発表されました。

これから癌治療を余儀なくされている女性達に加え、将来妊娠したいけれど、今は仕事に燃えている、あるいはまだ結婚を今の時点では考えられない、という女性に対して、日本国内においても新しい選択肢が与えられることになるとのことです。

ただ、卵子の凍結については、まだ限界もありますから、内容をよく理解し、納得した上でお進みになるのがよいと言われています。

卵子の凍結はごく近年になってから実施されてきていることから、過去に自己卵子を凍結しておけなかった女性が高齢になっている場合、米国では『卵子提供プログラム』というものが存在し、そのプログラムの恩恵を受けて母となる選択をする女性が多くなっています。

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