IFC提携医ハーバート医学博士(パシフィック生殖医療センター院長)日本卵子学会にて招聘特別講演:日本で米国の『卵子提供プログラム及び着床前診断』の最前線を語る
講演するハーバート医学博士と会場の様子
2014年5月17日、私共IFCの提携医、カール・ハーバート医学博士は、第55回日本卵子学 会に招聘され、特別来日講演を行いました。
この日本卵子学会学術集会は神戸市で開催されましたが、これまでの歴史の中で、一番参加者が多いという盛会のうちに幕を閉じたとのことです。
リサーチと臨床の融合が見られたこの学術集会、極めて有意義な結果を残しましたが、その象徴となるような講演を行ったのが、ハーバート院長でした。
ハーバート院長は、27年前から米国で卵子提供プログラムを実施しており、およそ19年前から、弊社IFCを通して渡米される日本人患者様のために卵子提供プログラムを中心に治療担当を継続してくださっている著名な医師です。
第55回日本卵子学会学術集会において特別招聘講演を行うハーバート医学博士
そんな院長の今回の日本での講演は『Evaluating and Manipulating The Human Oocyte-Implications for Modern clinical Care』と題して行われました。
ヒト卵子の生命力の見極めや、妊娠成功に向けての臨床対応について米国での実績やプロトコール、日本ではまだ自由に受けられない卵子提供プログラムや着床前診断の技術適応にも詳細言及し、極めて有意義な講演となり、この講演について、院長は学会より表彰を受けました。
この場を借りまして、日本卵子学会第55回大会長の柴原浩章先生(兵庫医科大学産婦人科主任教授)、並びにハーバート院長講演の座長を務めてくださいました埼玉医科大学教授、石原理先生他、学会関係者の諸先生方に厚く御礼を申し上げます。
第55回日本卵子学会学術集会において表彰を受けるハーバート医学博士
ハーバート院長は、日本での講演ということに敬意を評し、帯の生地で仕立てられた蝶ネクタイで出席されましたが、学会での発表を終えられた後、懇親会ではっぴ姿で「鏡開き」体験をされたり、神戸大震災の博物館を訪ねられ、実際の断層をご覧になるなど、被災者の方々に思いを馳せられたり、神戸という街を、単なる観光だけではない角度から知ろうと努力されました。
これも、親日派の米国人医師として過去20年近くにわたり多くの日本人患者様たちと心を通わせてこられたハーバート院長ならではの来日の形だったと考えます。
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