CDC 成功率の正しい読み方〜卵子提供プログラム 成功率の真実
※PFCのIVF専門医チーム
米国ではCDC(疾病予防管理センター)が、毎年全米のIVFクリニックから提出された情報をもとに、実施件数や成功率の統計を発表しています。
もちろん、それら発表された数字は、公式なものであり、正式な数値です。
しかし、単純に数値の比較をしただけでは、本当のクリニックの技術レベルの高さ、というものは、実は見えてこないのです。
弊社IFC提携クリニック、Pacific Fertility Center (サンフランシスコ)は、単一施設としては、毎年全米一の卵子提供プログラム実施件数を誇っています。2017年の卵子提供プログラムの実施件数は、合計331件でした。
この合計されている数字の内訳として、Donor Eggs(提供卵子)の総計に含まれる分類は、Fresh Eggs/Fresh Embryos(新鮮卵子/新鮮胚)、Frozen Eggs/Fresh Embryos(凍結卵子/新鮮胚)、Frozen Embryos(凍結胚)、Donoted Embryos(提供胚)というものとなっています。
しかし、ここで分類されて「いない」のが、着床前診断を実施したかどうか、という重要な事実です。
弊社IFC提携のPacific Fertility Centerでは、常に最先端の治療をご提供していることから、全米のクリニックの「一歩先」を常に歩んでいます。
そのため、わざわざ日本からお越しになる患者様については、成功率が一番高い、「着床前診断実施の染色体正常胚」のみを選別して移殖する、という技術を日本人患者様「全」ケースに使用しています。
全米のクリニックを見渡しても、着床前診断を実施できる環境を完全に整えているところが半数ほどしかないため、CDCの統計では、まだ着床前診断実施したケースとそうではないケースの分類が行なわれていないのです。
日本人患者様のケースは、弊社プログラムで、年間およそ100件ベースで実施しております。その中で、子宮に問題のない健康な患者様においては、染色体正常胚1個を移植することで75%という大変高い成功率を、安定して挙げている、というのが事実であり、この数値は、学会等でも正式に発表されています。
日本人患者様を受け入れているクリニックは米国で他にもありますが、その実施件数をCDCの統計で比較してみると、弊社提携クリニックは、他社提携クリニックに比べ、最大年間10倍以上の実績があることが、一目瞭然かと思います。
年間実績数が単一施設として全米一であること、そして、日本人患者様受入実績が今年2020年で25周年となること、それらの事実が、弊社IFCプログラムにおける、「実際に赤ちゃんを授かる」という最大の目標に到達する一番の近道であることを証明していると言えるでしょう。
そして、何より、子宮に問題がない場合1個の正常胚移植で「75%」の成功率、というのは、CDCが示している「アメリカ人」がほとんどの結果ではなく、弊社IFCで多数治療を受けておられる「日本人」患者様に特定した数字である、ということがとても大事な点ではないでしょうか?
「自分に当てはまる数字」として、日本人の患者様に受け留めていただける数字を、弊社IFCではお届けしております。
PFCには、上記の通り、2017年の例では、年間331件という多数の卵子提供プログラムケースを実施できる規模があり、世界的にその名を知られる医師が複数治療にあたっているため、全米だけではなく世界中から、子宮や健康状態に問題がある大変に難しい状態の患者様ケースが送られてきているのです。
そのような難しいケースは、小規模なクリニックでは受け入れができないため、ざっと成功率だけ見てみると、ごく小規模なクリニックの方が良い結果を出しているように見えることもあります。
しかし、PFCは、個々の患者様の状態がどのようであっても、子宮に問題があったとしても、患者様お一人お一人のケースにおける「個人の最大級の成功率」を引き出すことのできるクリニックです。
そのような治療を継続した25年の歴史があるからこそ、IFC−PFCの卵子提供プログラムは、学会やメディアにも認められているのです。