提携クリニックPFC院長 カール・ハーバート医学博士からIFCの患者様へのメッセージ
PFC院長 カール・ハーバート医学博士
皆様、まだご不自由な日が続いているかと思いますが、ご無事でお過ごしでしょうか。
日本では、ニューヨークの壮絶な新型コロナウィルスとの戦いの様子が報道されており、大変ご心配された方も多いかと思います。
弊社IFCが所在するサンフランシスコは、ニューヨークとは大陸の反対側に位置しており、ニューヨークとの時差は3時間もあり、飛行機で5時間かかるところにあり、こちらサンフランシスコとは状況は大きく異なっています。
日本でも報道されたとおり、幸いにも、サンフランシスコは、いち早く外出制限の発令があったことで、他の米国の都市部に比べ、新型コロナウィルスの感染者や死者の数が大変少なく、この状況からの立ち直りも早いのではないか、と言われております。
早く治療を再開されたい、という皆様の声が日々届いており、本日は、提携クリニックの院長、カール・ハーバート医学博士から患者の皆様へ宛てたメッセージをご紹介いたします。
私共IFCスタッフ一同も、皆様をサンフランシスコにてお迎えする日を心待ちにいたしております。
☆ハーバート院長からのメッセージ☆
May 11,02020
患者の皆様へ
ハーバート院長からの手紙(英文)
私共パシフィック生殖医療センター一同より、このような前例のない困難な状況の中、患者の皆様とご家族や周りの方々が、ご無事でお元気に過ごされておられることを願っております。
サンフランシスコから遠くの地にお住まいでおられることから、ご自身の治療を開始あるいは再開することについて、不安をもたれておられる方もいらっしゃるであろうとお察しいたします。この時点で、当院PFCにおける治療対応の最新状況を皆様にお伝えするべく、ご案内申し上げている次第です。
健康な新しい命が授かるように患者様と共に歩むからこそ、皆様の安全と健康は、常に私共の最優先事項であり、それはこれからも決して変わることはありません。私共は、両親となることを希望されるご夫妻、生まれてくるであろう子供達、そしてレシピアント様が妊娠できるように貴重な行いをしてくださっている卵子ドナーの方々、それぞれのご健康について、最大の注意を払い続ける所存です。
そのため、私共は、5月4日より、まず手始めに、サンフランシスコエリア在住の患者様の治療を再開しました。もちろん、考えられ得る全ての安全対策を実施しており、いくつか例を挙げると、ソーシャルディスタンシング対策のため予約受付の枠数を制限したり、私共医師団もスタッフも毎朝そうしているように、患者様が到着された際に体温の計測にご協力いただいたり、院内の診療エリアもそれ以外のエリアも全て厳重に洗浄・除菌を行うなどが、その対策例に含まれます。
日本からお越しになる皆様については、まず最初に、米国及び日本の両国の政府が、往来にまつわる制限や自己隔離のの規制を解除するのを待たなくてはなりません。解除が実施されたら直ちに、IFCを通して皆様に個別にご連絡させていただき、今後の治療プラン及びスケジュールをご相談させていただく所存でおります。
そのような解除となる日付がいつになるのか、ということは、大変残念ながら誰にも予測できないことではありますが、皆様おひとりおひとりが、不安なくサンフランシスコにいらしていただける日が、すぐにでも来ることを心より願っております。
その日まで、どうぞご無事でお元気でお過ごしください。またすぐに皆様とお目にかかる日を心待ちにいたしております。
真心を込めて、
カール・M・ハーバート医学博士
院長
パシフィック生殖医療センター