男性不妊プログラム

無精子症の治療について

『無精子症』という診断を受けた患者様も、お子様をもつ、という夢を諦めないでください。日本では不可能な(あるいは受けることが極めて困難な)高度男性不妊治療を、弊社IFCサポートにより、日本人患者様にも米国サンフランシスコで安心して受けていただけます。

二つの選択肢

選択肢1:高度男性不妊治療(自己精子)プログラム

  • 『無精子症』の診断を受けた患者様にも可能性が。
  • 自己精子を見つける「最後の手段」= 精巣FNAマッピング

高度男性不妊治療(自己精子)プログラム

FNAマッピング

選択肢2:精子ドナーによる体外受精プログラム(精子バンク利用)

(日本では精子ドナーによる人工授精は実施可能ですが、精子ドナーによる『体外受精』は認められていません。)

精子ドナープログラム(精子バンク利用)

無精子症の診断の真実

日本でも体外受精治療において「顕微授精(ICSI)」がごく一般的になってから、精子数や運動率等に問題がある男性の場合でも、お子様をもうけることができる可能性が大変高くなりました。

しかし、『無精子症』という診断を受けた男性については、どうでしょうか?

「無精子」という言葉は余りにも断定的に聞こえる言葉ですから、文字通り「もう自分には精子が全く無いから自分の血を引いた子供を授かることはできないんだ・・・」と、その診断名を聞いただけで即刻お子様を持つ夢を全面的に諦めてしまう男性が少なくないのが事実です。

しかし、諦めるのにはまだまだ早いかもしれないのです。

『非閉塞性無精子症』でも自己精子が得られる可能性が。

無精子症、という診断を受けた場合、更に検査を進めると、以下のどちらかであるかを知ることができます:

  1. 『閉塞性』の無精子症
  2. 『非閉塞性』の無精子症

『閉塞性』の無精子症の場合

同じ『無精子症』の診断でも、『閉塞性』の場合は、多くの場合日本国内でも治療が可能ですから、そのまま日本の主治医の先生とご相談なさってください。

『閉塞性(へいそくせい)』無精子症という診断の場合、実際には精巣の中で精子は産生されているが、精巣から体外へ出る経路のどこかが閉塞している、つまり『ふさがっている』ので、せっかくある精子が体外へ出ることができない状態になっているだけ、ということなのです。その場合、ふさがっている部分を「開ける」手術、あるいは精巣から直接精子を抽出するなどの方法で精子を採取し、その後顕微授精などを行なうことで治療が実施できる可能性があります。

『非閉塞性』の無精子症の場合

『非閉塞性』無精子症とは、精巣から精子が体外へ出ていける経路があるにも関わらず、体外へ出ていけるほど充分な数の精子が精巣で産生されていない、という状態を指しています。

精液検査を行なった結果、精液中に精子がひとつも見つからない、という場合でも、数は少なくても精巣内で精子が産生されている場合があります。それを調べるために精巣組織検査を行います。

組織の中に精子が存在することが確認できた場合、直接精子を取り出した後、顕微授精などを行なうことで治療が可能となります。

実は、このような組織検査を行なうこと自体は日本国内でも行なうことができます。

しかし、このような組織検査を日本で行う際、大変敏感な男性器にメスを入れることになり、長期的な影響が残るほど傷つけてしまう危険性もないとは言えません。

精巣にメスを入れる、ということは、そうそう何回も繰り返し行なえるものではありません。つまり、組織検査を行なった部位にたまたま精子がなかった、などという場合大変な思いをしたにも関わらず、その段階で、「やっぱり精子はなかったんだ」とすっかり諦めてしまう結果になることがあります。

しかし、米国サンフランシスコにて弊社IFCが提携している高度男性不妊治療の権威、ポール・テューレック医学博士は、その組織検査について更に先へと前進させており、独自に研究開発した「精巣FNAマッピング」を行なうことで、男性の身体への負担が少ない状態で、両側の精巣全域に亘るおよそ36箇所にも上る部位について調べ、どの部分に精子の産生が認められる「ポケット」があるのかを事前に調べるという技術革新に成功しています。

つまり、その後実際に精子を採取する際には、一番多く精子が含まれていると見られる部位をターゲットとして効率よく精子を取り出す試みが可能となります。

非閉塞性無精子症と診断された場合は、もともと産生されている精子の数が少ないことから、確かに成功へのチャレンジは大きいかもしれません。しかし、染色体検査を行い、その男性本人に染色体異常がない、とされた場合、テューレック博士が行なう治療において、無精子症と診断されていたはずの患者様の全体の40%ほどの確率で、顕微授精に進めるだけの精子が見つかるという結果が出ています。この数値を高いと見るか、低いと見るかはご夫妻次第です。

確かに、すぐに精子ドナーによる治療に進めば、お子様を授かる近道にはなるかもしれません。しかし、妊娠や出産を自分自身の身体で行ない「母親」となる女性とは異なり、男性はそのような体験を経て「父親」になるのではないため、どうしても「自分の精子」すなわち自分の血を引いている、という点が極めて重要なのは当然のことと言えます。

「非閉塞性無精子症」の診断を受けた男性でも、ご自身の精子による可能性を追求するため、ご主人の精子による治療の「最後の手段」であるFNAマッピングを含む高度男性不妊治療プログラムを、男性不妊の世界最高峰の専門医により日本人患者様にも受けていただけるよう弊社IFCがお手伝いいたします。

たとえ精子ドナーによるプログラムがすでに視野に入っていたとしても、精子ドナーによる治療に進む最終決断をする前に、できることはすべて挑戦し、悔いのないようにしたいと考えるご夫妻は大変多くいらっしゃいます。

諦める前に、可能性についてお問い合わせください。

個別にご相談させていただきますので、これまでの診断内容や治療歴をお書き添えの上、弊社IFCにどうぞお問い合わせください。プライバシーは厳守いたします。